生活雑貨ショップとマンション販売会社、その両者が手を組み、生活雑貨ショップの発想や商品を取り入れた独白企画のホームファニシング(室内装飾)を特徴とするマンションが出現している。先駆けとなっだのは、99年5月に三菱地所が生活雑貨ショップ「アフタヌーンティー」と手を組んで発売した東京・町田の「ガーデンセシア」だ。三麦地所は、室内の床や壁の色は「アフタヌーンティー」を運営するサザビーと共同開発したデザインとし、外装に関してもサザビー側の提案を反映させた。こうして誕生した「ガーデンセシア」は、内外装ともに「アフタヌーンティー」の雰囲気そのまま。ファンには堪えられない生活空間となっている。全541戸は即日完売を果たし、購入客へのアンケート調査では、「サザビーとの提携が動機となった」と回答する客が多数を占めていたというから、三菱地所の狙いは見事的中したといえるだろう。