海外の伝統と格式のある高級ブランドが軒を連ねる「ラグジュアリーエリア」の筆頭が東京・銀座だ。以前から並木通り沿いには多数のブランドショップが集結していたが、最近は銀座の他の地区にも路面店のオープンが相次ぎ、銀座エリア全体がラグジュアリーブランドと化している。とりわけ話題を集めたのがエルメスだ。2001年6月に晴海通りにオープンしたエルメス銀座店の売り場面積は、地下1階から地上4階まで合わせて約1150平方メートル。数あるエルメスショッブのなかでも最大規模を誇る。開店前から行列ができる光景は、日本におけるエルメス信仰の強さを見せつけた。オープンから1年を経たいまも人気に衰えは見えず、売上は毎月立てた予算を大幅に上回る数字を記録しているという。銀座地区には、2001年6月に松坂屋銀座店のグッチのインショップが大規模な改装をほどこし、2002年にはカルティエやシャネルの大型路面店も誕生する。出店場所は分散しているが、エリア全体で見れば銀座のブランド密集度は確実にアップしている。