オレス系界面活性剤は化粧品などを乳化する

2011-07-15

昔、合成洗剤には「炎症を起こすことがある」という欠点が挙げられていました。配合されていた刺激性の強い成分が、皮膚に浸透してしまったことが原因であったとされています。2004年、オレス系界面活性剤が目に入ったことで、目が痛い、目がかすむ、一時的に視力が低下するなどの健康被害があったという報道がありました。これはこの合成界面活性剤に刺激があるからです。現在、炎症を起こさぬよう、できるだけ刺激のない合成界面活性剤はどんどん開発されています。余談ですが、僕は、合成界面活性剤は多少の刺激があったほうがいいと思います。無刺激だと毒性に気づかず使い続けて、皮膚のバリアをこわしてしまうからです。刺激があればすぐに目に「痛み」や「かすみ」がほとんどだが、中には一時的に視力が低下した例も見られた。メーカーの五社にも計百三十七件の被害相談が寄せられている。オレス系界面活性剤は化粧品などを乳化するために配合される成分で、薬事法上は禁止されていない。被害相談があった製品は既に販売中止や自主回収が図られている。化粧を落とす洗顔料が目に入ったことで、一時的に視力が低下するなどの被害が相次いでいることが、都生活文化局の調べで分かった。被害があった洗顔料のほぼすべてに同じ成分が含まれており、都では洗顔料の成分に注をつけ、目に入らないように使ってほしいと注意を呼び掛けている。都によると、被害相談が寄せられたのは五社の五製品で、うち四製品で「オレス系界面活性剤」といわれる成分が配合されていた。
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相談は平成十二年九月から今年三月までで六件。被害内容は「痛み」「かすみ」や視力低下とあった。炎症やかぶれの症状が現れるなどしますから、ちょっと痛い思いをしますが、身をもって気づくことができるでしょう。合成界面活性剤についての知識を得る機会にもなりますしね。さて、こういうことを認識したうえで、今度は花王が発表したアンケート結果をご覧ください。朝日新聞に記事が掲載された約2ヵ月後、花王は300人ぐらいを対象としてアンケート調査を行い、頭皮の疾患をもつ人が意外に多いという結果を発表しています。おもしろいことに、その疾患がほとんど合成洗剤による頭皮疾患に酷似しているのです。
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