子宮筋腫にあってほかのふたつにはない症状、子宮腺筋症にあってほかのふたつにはない症状、子宮内膜症にはあるがほかのふたつにはない症状というものがあるでしょうか。ほとんどないといってよいと思います。症状が似ているということは、症状だけでは診断がむずかしいということでもあります。筋腫をもっている人の50〜70%に子宮内膜症が合併しているといわれています。また、筋腫があって腺筋症も同時にもっている人も、50〜60%いるといわれています。腺筋症と診断された人にもかなりの率に内膜症の合併があることが調べられています。当然、筋腫、内膜症、腺筋症の3つが合併していることもめずらしくありません。このことからも、筋腫も内膜症も腺筋症も症状が似ていて当たり前と思えます。またこの3つは、治療の基本もほぼ同じです。腺筋症は、これまで子宮筋腫と説明されることも多かったのですが、診断がついても医療上の対応は同じなので、わかりやすい診断名を使って子宮筋腫と説明したのだと思います。
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