異業種とのコラボレーション

2011-03-04

ビームスには、近年、まったく異分野の会社から、様々な企画や相談が持ち込まれるようになっている。クルマ、食品、家電、住宅など、その範囲は、ファッションとは直接は関係ない業種ばかりで、それも多岐にわたっている。なかには、なぜ、それをビームスに?と首を傾げるような話も舞い込んでいるそうだが、ビームスとならきっとなにか面白いことができるのではないか。自分たちが思いつかないようなアイデアをビームスなら持っているのではないか。どうやら、そんな期待を抱いてのことのようだ。それは、それまでの小売りの服屋の既成概念を覆し、ライフスタイル全般にその食指を伸ばし、それがメディアや若者を中心に支持されてきたビームスが、現在、他業種の企業から漠然とでも、そういった印象を抱かせるポジションにいるということのなによりの証だ。そういったイメージを獲得してきたのは、セレクトショップのなかでも、ビームスがこれまで異業種とのコラボレーションを積極的に行ってきたという事情も大きい。そのきっかけとなったのは、すでに述べたように期間限定で行われたビームスワークスでのモトローラ、ソニーとのコラボレーションやアーティスト、デザイナーなどとの実験的試みだが、現在、その外部とのコラボレーションの窓口になっているのが、総合企画室だ。そして、そういったコラボレーション、タイアップのなかで本来のビームスの本業の範躊に一番近い、アパレル、雑貨などについての窓口になっているのが、インターナショナルギャラリービームスの企画、バイヤーを経て、ビームスボーイの雛形となる素案を作り、立ち上げを現ビームス社長から一任された、現クリエイティブディレクターである。