減感作療法は半年でギブアップ

2011-03-23

昨年の春、家族でディズニーランドに出かけた際、突然くしゃみが立て続けに出て、鼻水が止まりません。まぎれもない花粉症の症状です。手持ちのティッシュペーパーはすぐになくなり、売店に買いに走ったほどです。ひっきりなしに出てくる鼻水に、ついに我慢ならず、ティッシュペーパーを細く丸めて鼻栓にしたら、子どもたちはおもしろがってその姿を写真にパチリ。妻はみっともないからやめてくれと、ご機嫌斜めです。子どもたちが楽しみにしていたせっかくの家族レジャーですから、その日一日は辛い症状にも何とか耐えましたが、これは放ってはおけません。翌日、さっそくかかりつけの医者に行き、薬を処方してもらいました。しかし、毎日飲み続けるわりに効果がありません。商談の際も鼻をグシュグシュさせていたら、相手にいい印象を与えないだろうし、自分でもイライラして仕事に集中できないと感じていました。この先ずっと春にはこういう状態になるかと思うと憂鬱で、花粉症を根本的に治す方法がないものかと先生に相談してみたのです。すると減感作療法といって、三年ほどにわたり継続して原因物質を注射していくことで、体質を変える方法があるとのこと。三年もかかると聞き、一瞬迷いましたが、一生、花粉症に悩まされるよりはましかと考え、この治療を受けることにしました。治療を開始したのが四月から。ところが、それからまもなく花粉症の症状は治まりましたから、定期的に通院するのがだんだん億劫になります。それでも何とかがんばって秋ごろまでは通っていたのですが、仕事が忙しくなり、土曜日もなかなか休めなくなると、案の定、ギブアップ。だれでも医者に行くのは自分ではどうにもならない状態になってからだと思うのです。ところが、この治療は症状がなくても通い続けなければならないわけで、それには相当な覚悟が必要です。結局、来シーズンもまた同じような症状に悩まされるんだろうなとあきらめていたとき、偶然、取引先の人からレーザー手術のことを教えられたのです。彼は七〜八年前から花粉症にかかり、毎年春先は薬が手放せなかったそうですが、二年前にレーザー手術を受けてからは、症状が随分ラクになり、薬は飲んでいないそうです。

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