手あたり次第に本を読んでもなかなか関連知識や一般常識はやしなえません。また読書にはつねに勉強のにおいが漂いますから、親が読書をすすめれば「勉強させようとしている」と子供たちは警戒感を抱きます。要は疑似体験や雑学知識を補充し、関連知識や一般常識がやしなえればよいのですから、なにも勉強くさい読書にこだわる必要はありません。そこで思いきって子供の自由意志を尊重し、趣味を追求させることが有効な手段になります。ここである卒業生の実例をあげます。彼と出会ったのは小学校二年生の三学期で、まだ受験勉強を始める時期ではありません。そこで四年生二学期末までの家庭学習として、教科書での漢字練習と、彼は鉄道少年だったので次の二点を指示しました。
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