白血球が攻撃するのは、細菌など比較的大きな敵。たとえば傷口に白い膿がたまることがありますが、この膿は細菌と闘って死滅させたあとの穎粒球の片影のようなものです。こうした白血球チームを免疫系などと表現しますが、この免疫系の中でも中心となるのがリンパ球です。リンパ球は小さなウイルスを攻撃し、一度攻撃した相手を覚えていて、次に体内に見つけたときには、より素早く反応して症状の発症を防ぎます。また、血管のダメージを修理したり、ピートショックプロテインというものを出して、紫外線などの刺激から身体を守ります。また、リンパ球はβーエンドロフィンという物質を出しています。幸せをつかさどるホルモンといわれ、これが多く分泌されると、幸せな気分になります。免疫力が尚まるとβーエンドロフィンの分泌がさかんになるのか、それとも幸せな気分になることでβーエンドロフィンが分泌されるのか、今のところその相関関係ははっきりしていませんが、いずれにしろ「幸せだな」と感じたときは、身体の免疫力も上がっているはずです。