「サイズ合っている?」式のやり方は危険である。それは、体重自体がころころ変わりがちなせいもあるが、服のサイズ表記に全く統一性がないせいでもある。自分のサイズのはずなのにボタンがなかなかはまらないジーンズのせいで一日が台無し、なんてことも起こってくる。実は全然「自分のサイズ」じゃなかったりするのだから。服のサイズは、私たちの気分をかなり左右する可能性があり、そのため、多くの買物客にとっては常にフラストレーションのもとになっている。ウーライト(お洒落着専用洗剤の名前)・ファッション・フォーラムが二〇〇一年に実施したアンケート調査では、ショッピングで最も難しいのは、サイズがぴったりの服や体がきれいに見える服を見つけることだと回答した女性が半数に上っている。だが、問題は、私たちの体の側にあるのではなく、デザイナーや小売業者に、そしてその虚栄のサイズ表記―服に実際よりも小さいサイズを付けて、顧客側の壊れやすい自尊心をくすぐるという詐欺まがいの行為―にあるのだ。試着室で小さめサイズが着られた消費者は喜ぶことだろう。