床暖房は光熱費がかさむといって批判的な人もいます。たしかに寒がりの人が、真冬に一日中運転させると、光熱費がふだんの3倍になってしまうこともあります。光熱費はさしてかからないという家庭では、冷え込む朝と夜だけ使い、後は余熱で過ごしたりしているようです。しかし、このような違いは人それぞれの感覚にもよるし、マンション棟内でどの位置の住戸に暮らしているかによっても変わってくるものです。熱容量の大きなコンクリートに囲まれたマンションは、中住戸のほうが温度変化が少なく、冷暖房費も少なくなる傾向があります。とはいえ、冷え切った住戸をすぐに暖めるのには床暖房は不向き、夫婦共働きで昼は家を留守にしているならメリットは少ないでしょう。いずれにしても、入居後に床暖房を設置すると大変な費用がかかるため、最初から設備されていて損はないはず。