いま百貨店で比較的好調なのは都心部の店舗だ。恵京、大阪の二大都市における都心型百貨店の2001年の売上対前年比は微増を示しているのに対して、東北、中部、中国、四国など地方の百貨店は売上を落としている。都心型百貨店好調の理由としてあげられるのは、都心回帰現象により、店舗周辺の住民が増加していることだ。たとえば、東京都中央区の住民は98年から増加に転じ、2001年の人□は前年より約4%増加した。都心部新住民の出現は、都心型百貨店にとっては明らかにブラスに働く。百貨店白身も危機感をもって、改革に臨んでいる。明確な顧客像を想定したうえでの自主編集MDも増えてきた。成功例が少ない百貨店の自主編集MDの今後の成果が注目される。