「建築とは設備である」とはいうものの、その内容の変化は驚くほど早い。しかしながら、単に「設備」というと、やはり抽象的な漠然とした「機械」を連想する。ここで「建築とは機械である」という、忘れることのできない建築の定義を思い出さずにはいかない。これは二〇世紀最大の建築家、コルビジェの言葉である。この「建築とは機械である」という言葉は建築史や建築様式の格好の研究テーマとなり、哲学、論理学、心理学などの用
建築の定義がわかれば欠陥住宅・建築が見えてくる... の続きを読む
都内港区に近年オープンしたホテルでのこと。シングルルームのないホテルだから、きっとひとり客は歓迎されないだろうなと思ったが、泊まってみて予想以上の差別にがっかりした。案内されたツインルームは低層階の、それも隣のビルの壁すれすれに窓がある部屋。禁煙室希望と書いたのに、煙草の匂いが充満している。タオル類も一人分だけセットしてあり、朝のシャワーを浴びようとして、バスタオルの交換を頼んだら、仕方なしにとい
ひとり旅の気分は宿によって大きく左右される... の続きを読む
最近では、地方都市の郊外で少し利便性の劣るような地域のアパートは、駐車場、管理費込みの家賃で3万円前後にまで相場が急落しているにもかかわらず、借入者が決まらない事例も少なくないとの話を聞いた。「モノ余り」程度では賃料は動かなかったが、「本格的、構造的なモノ余り」時代になって初めて、賃料が大きく動いた。今後は、我々の所得水準や賃貸市場の需給関係を反映した適切な賃料体系に移行していくものと予想される。
賃貸市場の需給関係を反映した適切な賃料体系に移行... の続きを読む
ラオスに入国し、通関を終えたバスに再び乗り込んだ。道は突然の悪路になった。これまでのアジアハイウェーはすべて舗装されていた。道幅もそれなりにあり、最低でも片側一車線が確保されていた。しかしラオスの山中につくられた道は、雨季にはとても通りたくないような未舗装路だった。もっともよく見ると、舗装の跡も見える。おそらくいったんは整備したのだろうが、大雨で崩壊してしまったようだった。窓から下をのぞくと、吸い
アジアハイウェー初めての未舗装道... の続きを読む
国道252号も、柳津辺りになるといくらか車も増えてくるが、傍らには鷹揚なる会津の民家が点在している。豪雪に耐える魚沼の民家とはまた違う、造りである。ゆったり大柄なのはいっしょだが、さらにのんきな感じなのである。そうした民家が蕎麦畑の白い花の海に浮かんでいるところを見るにつけ、無事にここまで来れたことが有難い。会津坂下で、国道49号に合流する。合流点のコンビニで、軽く食べる。本当はもっとのどかな道を
喜多方へまた来よう... の続きを読む